カーレン・カーター

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最近、イギリスのパブロックの重鎮ニック・ロウのファースト・アルバムを聴きました。
それと関連して彼の妻であったカーレン・カーターの「ミュージカル・シェイプス」を聴きましたので、彼女について紹介します。

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①カーレン・カーターの略歴

リアルタイムでは、彼女のことをニック・ロウの奥さん(あくまで当時の)という認識しかなく、どうせ旦那の七光りのリーナ・ラビッチやチェリー・バニラのようなB級のニューウエイブ系の女性アーティストかなと思っていました。

しかし、最近になって調べてみると、彼女はアメリカのカントリー・ミュージックの名家カーター家の三代目と知って驚きました。
失礼しましたという感じですね。

また、ニック・ロウもブリンズレイ・シュワルツ在籍時から、アメリカのルーツ・ミュージックであるカントリーやブルース、R&Bにたいして憧れを持っていました。そのような経緯で知り合ったのでしょうか。
後日、ニックはカーレンこそが、アメリカン・ミュージックの先生だと言っていたらしいですが。

90年代に入り、残念ながらニックとは離婚して、アメリカに帰り、ふたたび、アメリカでカントリー・ミュージシャンとして活動し、現在でも現役ということです。

②彼女はなぜ日本ではマイナーなのか

そこで、「ミュージカル・シェイプス」を聴いてみました。
これが思ったより、なかなか良かったです。曲もよく、歌声も多少ハスキーでよく通る声でなかなか上手です。
久しぶりにアタリでありました。
またルックスもかなり美人です。

こんな、三拍子そろっているのに、なぜ日本では売れなかったのでしょうか。
いろいろ考えてみました。

あるロックのサイトで、ロック界の美人投票がありました。
当然われらがハートのナンシー・ウイルソンやマックのスティービー・ニックス、リッチー・ブラックモアの奥さんでもあるキャンディス・ナイトは上位に入っていましたが、美人度としては、彼女らと比べ遜色ないにも関わらず、まったく票が入っていませんでした。
それぐらい、マイナーです。

当時、日本では、ロック評論家の渋谷陽一氏やミュージック・ライフ社がニューウエイブ系のアーティストを盛んにプッシュしていましたが、女性アーティストに関しては、オルタード・イメージのクレア・ローガンや前述したリーナ・ラビッチやチェリー・バニラ、スティッフ・レコードからデビューしたレイチェル・スイートなど、どうみてもB級というアーティストが多かったように思えます。

ニック・ロウの奥さんということで、それらニューウエイブ系の一団として捉えられ、損していたと思います。
つまり、ニューウエイブ系のアーティストを盛んにプッシュしたのが、逆効果だったと考えられます。

渋谷陽一氏にしろ、ミュージックライフ社にしろ、ロックを日本に根つかせる、功績を果たしましたので、あまり批判はしたくありませんが、彼女のことに限らずニューウエイブ系のアーティストを盛んにプッシュしすぎたのは、いかがであろうか
と思います。


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