TERRA ROSA

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まっちゃんです。こんばんは。
今回のネタは80年代の終わりごろから90年代の初めにかけて、活躍した、日本の様式美ハードロックバンド、テラ・ローザについてです。

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①赤尾和重のヴォーカルの印象

最近、ファースト・アルバムの「エンドレス・ベイシス」が入手できましたので聴いてみました。
まあ、女性ヴォーカルファンの私としては、女性ヴォーカリストの赤尾和重のヴォーカルに一番注目しました。
日本のハードロックの女性ヴォーカリストのイメージとして、浜田麻里や黒猫(陰陽座)のような、ハイトーンな美声であり、赤尾和重もたぶんそうだろうと思っていました。

しかし、その期待は見事に裏切られました。男性とも女性ともすぐにはわからないような中性的な濁った声、またはオバちゃんのガラガラ声に聴こえました。(ファンの方、本当にごめんなさい)

②テラ・ローザをどうとらえるか

楽曲や演奏も確かにレインボーの影響をうけていることはわかるのですが、1989年の日本ということもあり、かなり古臭く感じました。
ファンの方は赤尾和重のことを「女ロニー・ジェイムス・ディオ」とか、「ぶっとい女」と評したり、日本のHR/HMの女性ヴォーカルの元祖は浜田麻里でも寺田恵子でもない、赤尾和重であるという人もいらっしゃると思います。

その温度差は、テラ・ローザをレインボー直系の様式美はハードロックととらえるか、私のように日本のHR/HMの女性ヴォーカルバンド、所謂嬢メタルバンドととらえるかの違いだと思います。

たぶん、テラ・ローザのファンは女性ヴォーカルファンではなく、古典的なHR/HMファンだと思います。
むしろ、女性ヴォーカル、頼りないな、と思っていたことだろうと思います。
実際に聴いて見て、意外とパワフルということで,ファンになったのだと思います。

しかし、私の様な女性ヴォーカルファンから見たら、女性らしさが少なくて、がっかりとなったのだと思います。


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