Aphasia Ever-lasting Blue

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日本の女性ハードロックバンド aphasia が8年ぶりの新譜Ever-lasting Blue を発表しました。

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①最近のaphasiaの状況

2009年頃から、活動が次第に凍結され、またメンバーのプライベートな事情もあり、近年はあまり活動ができていませんでした。
その中で2015年にヴォーカルの流歌が脱退し、Sion(しお)が加入しました。

また、2016年に長いことサポートしてきたベースのKENが正式メンバーとなりました。
男性メンバーが加入したことにより、ガールス・バンドではなくなった感がありますが、ある雑誌のインタビューによると、女性にこだわるのはもうやめたらしいです。

しかし、やはり、aphasiaに男性メンバーがいるのはかなり違和感があります。目障りとさえ思ってしままいます。
やはり女性にこだわって欲しかったと思います。

②新譜感想

今回の新譜で一番気になっていたのは、なんといっても流歌からSionにヴォーカルが変わったことによる影響です。
また、Sionのボーカルスタイルはどうだろうか?
外見もハードロック・ヴォーカリストらしいスタイリッシュな流歌と比べ、フリフリのスカートでアイドルっぽいSion。
実際の歌声はどうでしょうか?。

現在、まだそんなに聞きこんでいませんが、メロディアスなハードロックという路線は変わっておらず、Sionのヴォーカルも全く違和感がありません。
つまり、正真正銘のaphasiaサウンドでです。やはり、GOE(ギター)とJUN(ドラムス)がいればaphasiaなんでしょうか。
しかし、メジャーレーベルの「ラビリンス・イン・マイ・ハート」や「ワイルド・アンド・イノセント」と比べ、キャッチーさが、やや後退しているなという印象でありますが。

特に、疾走ナンバーである2~4はよりハードさをまし、(気のせいかもしれないが)エモーショナルで、女の情念させも感じさせます。
全体的に流歌のそれとくらべ、Sionのヴォーカルはすこしサウンドにうもれ、引っ込んでいるような感じもしますが、エモーショナルな感じがします。

まあ、8年ぶりということもありますが、aphasiaの作品としては、十分おすすめできます。

それと、驚くいたことに、なんと、ヨーロピアン・メロディックメタル界の重鎮の一人である、ロイアル・ハントのアンドレ・アンダーセンが1曲目(インストロメンタル)と2曲目にゲストで参加しています。
Aphasiaもビックのなったのでしょうか?
海外でも認知さえだしたのでしょうか?
そうであるならうれしいと思います。

③曲目

1.Into the fire
2.CRUSH & Burn
3.Queen of the night
4.千の光
5.Where is my ID
6.約束の地
7.Sandplay is over
8.Love motion
9.永遠の孤独
10.Reminiscence 追憶
11.蒼い蜃気楼


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