ウィズイン・テンプテーション(バイオグラフィー)

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ナイトウィッシュとともにこの女性ヴォーカルゴシックメタル、シンフォニックメタルの立役者であり、シーンを牽引してきたオランダのウィズイン・テンプテーションを紹介していきたいと思います。
そこで。今回の記事は主にバイオグラフィーを紹介していきます。

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①はじめに

私が、女性ヴォーカルロックでいいバンドがないかいろいろ物色していた所、ある有名なHR/HM、プログレシッブ・ロック、女性ヴォーカルのサイトにたどりつきました。
そのサイトにおいて、かなりウィズイン・テンプテーションをプッシュしていましたので、早速聴いて見ようと思いました。セカンドアルバムの「マザー・アース」を聴いて、メロディの美しさとナイチンゲール声と呼ばれる女性ヴォーカルのシャロンの歌声に惹かれ、ファンになりました。

②バイオグラフィ

1)結成~デビュー

オランダにおいて、ギタリストのロバート・ウエスターホルトと、ヴォーカルのシャロン・デン・アデルを中心に1996年に結成されました。(当時から、ロバートとシャロンは恋人同士でした)
1997年にオランダのDSFAレコードから「エンター」でデビューしました。
また翌年の1998年にEP「ダンス」を発表しますが、メンバーの学業や仕事の影響で、活動が滞るようになりましたが、人気が上がるにつれ、仕事を退職し、音楽活動に専念します。

2)ヨーロッパでのブレイク~ワールドデビュー

2000年にドイツの「GUNレコード」から「マザー・アース」が発表さました。
この作品は、楽曲、アレンジなどさまざまな事項において、前作から大きくステップアップし、本国やヨーロッパでのセールスや評価も前作をかなりうわまわるものとなりました。

2001年、兄のロバートとともに、バンドを支えていた、キーボードプレイヤーのマタイン・ウエスターホルトが伝染性単核球症という難病に冒されて脱退を余儀なくされるというピンチがありましたが、それを乗り越えました。(なお、マタインは体調が復旧すると、ディレインを結成し、活躍中です)

2004年にサードの「サイレント・フォース」を発表し、前作以上にブレイクし、ついにオランダのチャートで一位となり、ヨーロッパ7か国でゴールドディスクとなった。それを受けて、英国、オーストラリア、日本でも発売となりました。

2007年には「ハート・オブ・エブリシング」を発表しました。前作、 前前作と比べて、ヨーロッパ・ゴシックの要素がやや後退し、アメリカ的な要素が増えています。
2008年に、ゲストに同じオランダのギャザリンのアクネをゲストに迎え、オーケストラをバックにしたライブアルバム「ブラック・シンフォニー」を発表し、2009年にはアコースティック・ライブアルバム「アン・アコースティックナイト・アット・ザ・シアター」を発表しました。

私生活では、シャロンとロバートとの間に2005年に第一子が、2009年には第二子が誕生しました。

3)メジャー契約から現在

2011年、GUNレコードがら、アメリカのメジャーレーベル「コロムビア・レコード」に移籍し、始めてのコンセプトアルバム「アンフォーギブン」を発表しました。また同じタイトルのコミックも発表され、その会社とのタイアップも果たしました。
ここまでくれば、一介のヨーロッパのゴシック・メタルの範疇でなく、ハートやフリート・ウッドマックのような、ロックの殿堂受賞クラスの世界的な女性ヴォーカルバンドとて認識するべきでしょう。

また、同年、シャロンとロバートとの間に第三子が生まれたことをきっかけに、子育てのため、ロバートはツアーに帯同せず、作曲とレコーディングのみにかかわるようになりました。

2014年、「ソニー・ミュージック」に転属し、元ナイト・ウィッシュのターヤ・トゥルネンや元キルスイッチ・エンゲイジのハワード・ジョーンズなどがゲストで参加した「ハイドラ」を発表しました。

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** 今回の記事はここまで、次回はディスコグラフィーなどを予定しています。楽しみにしてください **

次の記事に続く


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