プリテンダーズ バイオグラフィー

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次は、ロック界の姉御クリッシー・ハインド率いるブリテンダーズを紹介していきたいと思います。
そこで。今回の記事は主にバイオグラフィーを紹介していきます。

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①はじめに

プリテンダーズを始めて知ったのが、1979年にデビューした時で、当時私は高校生でした。
バンドに対しても、クリッシーに対してもそれほど印象に残らず、クリッシーってそんなに美人じゃないなとか、当時の英語の女の先生に似ているなとか思いました。それにしてもこんなくだらないこと、よく覚えていたな、と自分でも笑ってしまいました。

さて、その後、次々ヒットを飛ばしていきましたが、MTVで2000マイルズを見たり、またベスト盤ををレンタルしたぐらいで終わってしまいました。

00年代になり、ロックリスナーに復帰し、女性ロックアーティストのカテゴリーに興味を持ち出すと、その草分けであるプリテンダーズは避けて通れないということで、オリジナル・アルバムを聴くようになりました。

②バイオグラフィ

1)結成からデビュー

クリッシー・ハインドは1951年にアメリカのオハイオ州アクロンで生まれ、そこで育ちました。
高校のころから、ロック・ミュージックに興味を持つようになり、ケント州立大学の時、バンドに加入しました。
(ちなみに、そのバンドにはディーヴォのマーク・マザーズボーがいました。またディーヴォもアクロン出身のバンドですよね)

その後、イギリスの音楽雑誌NMEに興味を持ち、1973年にロンドンに渡りました。そこでNMEの記者となって、原稿を書きつつ
マルコム・マクラーレンの衣料品店SEXでも働いていました。
その後、レコード会社にデモテープを送り、レコード会社はバンドを結成することを勧めました。

ここで、クリッシーは1978年にプリテンダーズを結成しました。メンバーは、クリッシーの他に、ピート・ファーンドン(ベース)、ジェイムス・ハーマン・スコット(ギター)、マーティン・チェンバース(ドラム)です。

翌、1979年にシングル「ストップ・ユア・ソビン」(キンクスのカバー)でデビューし、翌1980年、アルバム「愛しのキッズ」と、シングルカットされた「プラス・イン・ポケット」がともに全英1位となりました。

2)メンバーの死を乗り越え、全盛期に

1981年にセカンド・アルバム「プリテンダーズⅡ」を発表し、また、クリッシーも憧れていたキンクスのレイ・デイビスと恋仲となり、やがて結婚し、娘ももうけました。
しかし、1982年、ピート・ファードンをドラッグ中毒を理由に解雇。ところが、その翌日に、ジェイムス・ハーマン・スコットがヘロイン中毒で急死しました。また、解雇したピートも翌年の1983年4月に死亡となります。
また、レイ・デイヴイスと破局し、離婚となります。

しかし、上記の危機を、クリッシーは乗り越えます。
まず、元ナイトのロビー・マッキントッシュ(ギター)と元デーン・マーテインズのマルコム・フォスター(ベース)を迎え、最高傑作である「ラーニング・トゥー・クロール」を1984年1月に発表しました。

しかし、その後メンバーチャンジが頻繁となり、88年にはついに、オリジナルメンバーのマーティン・チェンバースも脱退してしまいます。
1986年に4TH「ゲット・クローズ」を発表し、シングルカットした「ドウント・ゲット・ミー・ロング」がヒットしましたが、その後、バンド活動より、クリッシー単独のセッション活動のほうが盛んとなりました。

3)90年代以降の活動

1990年に5TH「パックド」を発表しましたが、以前のような人気とはならず、低迷します。
1994年に6THの「ラスト・オブ・インデペンデンツ」を発表します。

新メンバーにアンディ・ホプソン(ベース)、アダム・シーモア(ギター)を迎え、オリジナル・メンバーのマーティーン・チェンバースも復帰し、ようやくメンバーが安定してきました。
それを反映するかのように、低迷していた人気も取り戻しました。

1999年には、「ビバ・エル・アモール」、2002年に、「ルーズ・スクリュー」を発表し、2005年に、ロックの殿堂入りを果たしましたが、2006年に、ホプソンからニック・ウイルキンソンに代わり、2008年に、シーモアからジェイムス・ウォルボーネに代わり、その後「ブレーク・アップ・ザ・コンクリート」を発表しました。

また、2014年、「ストックホルム」でクリッシーがソロデビューし、2016年には久々のプリテンダーズ名義の「アローン」を発表し、現在に至っています。
しかし、「アローン」はクリッシー以外のメンバーがレコーディングに参加していない様です。一体どうなっているのでしょうか?

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