ルネッサンス おすすめアルバム他

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前回に続いてルネッサンスの記事です。
そこで、今回の記事は主にディスコグラフィーを紹介していきます。

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①ディスコグラフィー

1)オリジナル・スタジオ・アルバム

1969年 ルネッサンス
1971年 幻想のルネッサンス
△1972年 プロローグ
◎1973年 燃ゆる灰
〇1974年 運命のカード
◎1975年 シェーラザード夜話
〇1977年 お伽噺
△1978年 四季
1979年 碧の幻想
1981年 カメラ・カメラ
1983年 タイムライン
△2000年 トスカーナ
〇2013年 消ゆる風

2)ライブ・アルバム

〇1976年 ライブ・アット・カーネギー・ホール
◎1997年 キングス・ビスケット・ライブ
2001年 ライブ・イン・ジャパン
2011年 ツアー 2011

◎必聴 〇おすすめ △ファンなら必聴

①おすすめアルバム

一般的に、ファンの間でルネッサンスの最高傑作というと、「シェーラザード夜話」を上げる人が多いですが、重厚で、初心者には聴き疲れする面もありますので、ルネッサンスを始めて聴く人にとっては、まず「燃ゆる灰」を聴いて欲しいと思います。
この作品により、ルネッサンス独特のクラシカルなサウンドをこの作品により確立しました。
しかし、まだフォークの要素も残っており、のちの作品ほど重厚でないので、入門用としては最適です。

クラシカルなピアノが印象的な「キャン・ユー・アンダースタンド」、代表曲である「カーペット・オブ・ザ・サン」、アニーが切々と歌い上げ、ゲストのアンディ・パウエルのギター・ソロが光る、ラストのタイトル曲など聴きどころが満載です。

次に聴いて欲しいのが、最高傑作と言われている「シェーラザード夜話」です。
前半の3曲はプログレシッブな曲、ポップな曲とバライティに富んでいて、懐の深さを感じさせます。
最後のタイトル曲は当時でいうB面を全て使った20分超の曲で、オーケストラをバックに従えた荘厳で重厚な大曲です。
これぞ、ルネッサンスのシンフォニック・サウンドの完成形です。
シンフォニック・ロックファンにとっては、まさに必聴です。

次作の「お伽噺」も、シンフォニックな名作で、ルネッサンスの作品中もっとも湿度が高く、少し暗めで、魔性すら感じさせます。
ファンのなかでこれが最高傑作という人もかなりいます。

「運命のカード」は上記の作品郡に挟まれて、地味な印象を受けますが、上記3作に引けを取りません。

とにかく上記4作はすべて名作レベルで、プログレ・ファンはもちろんのこと、女性ヴォーカルのゴシック・メタル、シンフォニック・メタルのファンにも、聴いて欲しいと思います。

また、マイケル・ダンフォードの遺作となった、「消ゆる風」も往年のルネッサンス・サウンドがよみがえった出来で、おすすめです。
ダンフォードの亡き後、アニーの踏ん張りが素晴らしい!、これからも応援していきます。って気持ちになりました。

「ルネッサンス」、「幻想のルネッサンス」は未聴なので何とも言えません。
「プロローグ」は、クラシカルな要素もありますが、まだ確立されていず、過渡期という感じです。

「四季」は若干ポップになりましたが、まだクラシカルな要素も残っていますので、かなり聴ける作品です。
「碧の幻想」、「カメラ・カメラ」、「タイム・ライン」はかなり評判が悪いので、聴いていません。

「トスカーナ」は、往年のクラシカルな要素は戻りましたが、これといった曲がないので、どうかなという感じですね。

③ルネッサンスの音楽的な特徴とその変遷

ルネッサンスの音楽的特徴としては、フォーク、ロック、クラッシック音楽を融合させ、壮大なオーケストラをバックに、ソフラノの女性ヴォーカルがリードを取るスタイルを確立したことです。
当初は、メロディアスなフォーク色が強かったが、次第にクラッシックの要素を取り入れ、よりシンフォニックに、より壮大に、より重厚になっていきました。

「四季」からは次第にポップになり、デジタル楽器を使用したコマーシャルな音作りとなってきました。
00年代に入り、活動を再開すると、往年のクラシカルなサウンドに戻ってくれました。

ルネッサンス アニー・ハズラムについて他に続く

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