ページェント「螺鈿幻想」

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次は、ネクサスレーベルにおいて再発された、日本のプログレシッブ・ロックのCDのうち、今度はページェントのデビューアルバム「螺鈿幻想」をレビューをしてみたいと思います。

①デビューまでの経緯

まず、1981年、ジェネシスのコピーバンドとして中嶋一晃が結成し、その二年後、中嶋はバンドのキーボードプレイヤーであった永井博子にヴォーカリストとして才能を見出し、彼女のヴォーカルを中心にしたバンド体制にして、1986年「螺鈿幻想」でデビュー

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②曲目紹介

1.螺鈿幻想
2.ヴェクサシオン
3.木霊(こだま)
4.夜笑う
5.セルロイドの空
6.エピローグ

③レコーディング・メンバー

中嶋一晃(ギター・ボーカル)
永井博子(リードヴォーカル・キーボード のちに大木理沙と改名)
宮武和弘(フルート、アコースティックギター)
長嶋伸行(ベース)
引頭英明(ドラム)

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④アルバムの感想

始めて、このアルバムを聴いた時、たしかに、サウンドとかアレンジとかは古臭く感じました。
1986年という時を考えると、仕方がないとは思いましたがそんなことより、ある一種独特の世界観を感じ、魅了されました。
あまり、うまく言えませんが、日本にしか出せない、決して洋楽のコピーでは出せないものです。
しいてゆうならば、大正時代のロマン主義、デカダニズムを感じさせます。
それにしても、80年代の日本は、ロック音楽自体がまだまだ黎明期だしたが、このようプログレシッブ・ロックがあったとは驚きです。
それと、やはり永井博子さん、非常に歌唱力があります。永井さんの歌声はミスターシリウスのダージで初めて聞きましたが、このアルバムようなスロー~ミディアムテンポがメインのアルバムで、うまさがより引きたちます。


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