スージー・アンド・バンシーズ カレイドスコープ

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1年ぐらい前に購入して、ほったらかしていましたスージー・アンド・バンシーズのサードアルバム「カレイドスコープ」を聴きましたので、彼らについて少し語ってみたいと思います。

まあ、ご存じの方もいるとは思いますが、いわいる80年代ゴシック・ロックの草分け的な存在で、女性フロントマンのスージーはゴスの女帝だとも言われています。
(本人たちはそう言われることに対して違和感があるようだが)

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①スージー・アンド・バンシーズの略歴

とりあえず、スージー・アンド・バンシーズの略歴を簡単に紹介しますと、セックス・ピストルズの親衛隊であった女性ヴォーカルのスージー・スーとベースのスティーブ・セヴェリンを中心に1976年に結成されました。

1978年デビュー作であります「香港庭園」を発表します。
1979年、のちのスージーのパートナーとなるドラムのパッジーが加入しました。
ちなみにギタリストは常に流動的でありました。

初期はセックス・ピストルズのフォロワーということもあまして、ストレートなパンクサウンドでありましたが、次第に呪術的な要素を濃くした独自のサウンドとなり、女性ヴォーカルのゴスの原型を作り上げていきました。

1991年にスージーとパッジーが結婚して、南フランスに移り済むようになりました。
それにともない活動が緩慢となりまして、1995年の「ラプチュア」をラストアルバムとし、1996年解散しました。

2002年に一時的に再結成し、ライブを行いました。

②「カレイドスコープ」の感想

さて、アルバムの感想です。初め「香港庭園」を聴いた時、ただのパンクという感じがして、いまいちピンとこ来ませんでした。
しかし、「カレイドスコープ」を聴きまして、ただのパンクを脱してオリジナリティーを発揮しだしたな、という感じですね。
曲にも幅ができ、アルバム全体の聴いてて飽きさせません。

このアルバムは「ハッピー・ハウス」「クリスティーヌ」というヒット曲がありますが、「ハッピー・ハウス」は耳なじみのよい、いい曲だと思いました。
「クリスティーヌ」はリズムや曲調は単調で、いまいちだな、うーん、シングルにするような曲かなと思いましたが、スージーのつぶやくような、クールな歌声が耳にのこり、気が付いてみるとリピートしていました。
これこそ、まさにスージー・スーの呪術でしょう!

これで、スージー・アンド・バンシーズに興味を持ち、彼らがどのような課程でゴス・ミュージックを確立したのか、そのあとのアルバムも聴いて見ようかと思いました。

次は、とりあえず4THの「呪々」、5TH「キス・イン・ザ・ドリームハウス」を聴いて見ようと思いました。


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