サード・アンド・モータル

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今回は、ギャザリングとともに、フィメールゴシックメタルの創始者であるサード・アンド・モータルについて紹介します。

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①はじめに

フィメールゴシックに興味を持ち、あるサイトにたどり着き、フィメールゴシックの歴史的名盤として、ファーストアルバムの「ティアーズ・レイド・イン・アース」が掲載されていました。
フィメールゴシックメタルの起源を知りたいと思い、聴いて見たいと思いましたがなかなか入手困難で、入手した時はうれしかった記憶がありました。
その後、「ペインテイング・オン・グラス」、「イン・ディス・ルーム」を中古で入手し、聴くこととなりました。

②バイオグラフィ

1)結成~デビュー

1992年、ノルウェーの古都、トロンヘイムで結成され、最初はドーム系のメタルをやっていましたが、ほどなくして、女性ヴォーカリスト、カーリ・ルースロッテンが加入し、彼女のヴォーカルを中心としたゴシックメタルを展開するようになり、1994年、ミニアルバム「ソロー」でデビューを飾り、同年フルアルバムである歴史的名盤「ティアーズ・レイド・イン・アース」を発表しました。
ところが、このバンドのアイデンティティの中心的存在だった、カーリが音楽的意見の相違から脱退してしいます。カーリとしては、もっとトラッド方面を追及したいとのことでした。

2)よりアンビエントな方向へ

カーリの後任として、アン・マリー・エドワーセンが加入し、1995年、ミニアルバムの「ナイトスワン」を発表。また1996年にセカンドフルアリバム「ペインテイング・オン・グラス」を発表しました。
カーリ在籍時と音楽性ががらりとかわり、所謂脱ゴシックで、ヘビーなギターリフが後退し、よりアンビエントな方向へ展開していきました。
1997年に発表された「イン・ディス・ルーム」はよりその傾向を強め、もはやゴシックメタルとは言えないようになっていきました。

3)活動の停滞から解散へ
「イン・ディス・ルーム」の発表後、アン・マリー・エドワーセンが、脱退し、同じ時期にベーシストも脱退したため、活動休止となりました。
2002年に女性ヴォーカルのクリスティ・フークが加入し、フルアルバム「メモリーズ」を発表し、小規模なツアーを行います。
しかし2005年にコンピレーションアルバム「Project Bluebook: Decade of Endeavour」を発表して解散することになります。

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③ディスコグラフィー

1)フルアルバム
1994年「ティアーズ・レイド・イン・アース」
1996年「ペインテイング・オン・グラス」
1997年「イン・ディス・ルーム」
2002年「メモリーズ」

2)ミニアルバム
1994年「ソロー」
1995年 「ナイトスワン」

3)コンピレーション
2004年 EP’s and Rarities
2005年 Project Bluebook: Decade of Endeavour


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