先日、アンベリアン・ドーンというフィンランドの女性ヴォーカルシンフォニックメタルの新譜を久しぶりに購入しました。
なぜ購入したかというと、もちろんヴォーカルの女性が美人に、スタイリッシュ写っているジャケットに惹かれたからです。
それで、今回は、日本のプログレから離れて、アンベリアン・ドーンのバイオグラフィーを簡単に紹介し、新譜「ダークネス・オブ・エタニティー」の感想を書いてみたいと思います。
①バイオグラフィ]
2005年、自らの構想を具体化するプロジェクトを考案していて、バンドの結成を思いつきメンバーを集める。
それを女性ヴォーカルにしようとしたとき、2006年にヘイディ・パーヴィアイネンと出会い、アンベリアン・ドーンとしての活動を本格化して、2008年「リバー・オブ・トウニー」を発表。
続いて2009年「クラウズ・オブ・ノースランド・サンダー」を2010発表。その後、バックのメンバーチェンジが多くありましたが、2012年に「サークル・ブラック」を発表します。
しかし、その年の終わりに看板ヴォーカリストであったヘイディが脱退してしまいます。
新にヴォーカリストとしてパイヴィ“カプリ”ヴィルックネン迎え、2014年に「マジック・フォレスト」を発表し、さらに2015年に「イニュエンドウ」を発表し、今年になって「ダークネス・オブ・エタニティー」を発表するなど、メンバーチェンジが多い割には順調に活動をしています。
②新譜「ダークネス・オブ・エタニティー」曲目と感想
1)曲目
1.アイム・ザ・ワン
2.スカイ・イズ・フォーリング
3.ドラゴンフライズ
4.メイビー
5.ゴールデン・コインズ
6.ルナ・マイ・ダーリン
7.アビス
8.ゴーストウーマン
9.プリーズ・アゲイン
10.シンフォニーNR1PART2
(ダークネス・オブ・エタニティー)
11.マイ・オンリー・スター(リレコーディング)
ボーナストラック
2)感想
まず、私はヘイディ在籍アンベリアン・ドーンしか聴いたことがないためアルバムの感想というより、ヘイディ脱退後の感想になってしまいます。
ヘイディの歌声は典型的なソプラノのオペラティックなヴォーカルスタイルででしたが、後任者のカプリはオペラティックでない普通声でした。
音楽的な基本路線は変わっていませんが、プロダクションが向上し、演奏のレベルも上がりましたが、アレンジも曲も同じような曲が多いなと感じました。