美狂乱「パララックス」

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次は、70年代の後半から活動を始め、80年代初めにレコードデビューした、和製キング・クリムゾンといわれた美狂乱について紹介します。
今回のレビューはそのセカンドである「パララックス」です。

①デビューまでの経緯

1974年、絶対的なリーダーである須磨邦雄(ギター、ヴォーカル)を中心に結成され、キング・クリムゾンのカバーを中心にライブ活動をおこなうようになります。
1976年、バンド名をまどろみに変えますが、1978年、ふたたび美狂乱にもどしています。
1882年、ネクサスレーベルから、デビュー作「美狂乱」を発表。その時のメンバーは須磨、吉永伸二(ベース)、長沢正昭(ドラム)の正式メンバーに加え、ゲストに中西俊博(ヴァイオリン)、中島優貴(キーボード)が参加しています。
その翌年、代表作と言われる「パララックス」を発表します。ゲストミュージシャンは中西俊博、溝口肇 (チェロ)、現在はジェラルドのリーダーである永川敏郎(キーボード)、岡野等(トランペット)です。

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②パララックス 曲目紹介

1.サイレント・ランニング
2.予言
3.組曲「乱」
1)プロローグ・歪みすぎた空
2)ストレンジ・ラヴ博士のクラクション
3)パララックス・カンパニー
4)グレイト・パララックス
5)エピローグ・真紅の子供たち

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③アルバムの感想

これもアルバムの感想でなくバンドの感想になってしまいますが、確かに和製クリムゾンといわれるように、特にメタルクリムゾンといわれる「太陽と戦慄」、「暗黒の世界」などの影響を感じさせます。ギターリフやドラミングなどはまんまとういう感じです。
しかし、クリムゾンのクーロンでは決してなく、日本的、東洋的なオリジナリティを感じさせます。うまく言えませんが。


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