プロビデンス「伝説を語りて」

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次は、北海道にて結成され、1990年に「伝説を語りて」でデビィーしたプロビテンスについて紹介します。
今回は、簡単なバイオグラフィーと、そのデビューアルバム「伝説を語りて」ついて、また女性ヴォーカリストの久保田陽子の脱退後についても、紹介します。

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①バイオグラフィー

1982年、札幌学園大学の音楽サークルが母体になって結成されました。初めはキング・クリムゾンのコピーバンドとして活動し、卒業や就職でメンバーチェンジを繰り返し、1990年に「伝説を語りて」でデビューすることとなりました。
その時のメンバーはリーダーである塚田円(キーボード)、久保田陽子(ヴォーカル)、小野さとし(ギター)、広瀬泰行(ベース)、杉山雄一(ドラム)です。

その後、久保田陽子が脱退して、他のメンバーも一新してセカンドアルバム「蝶湖夢楼の一夜」を1996年を発表します。
その時のメンバーは塚田 円、杉山雄一、菅原 貴子(ヴォーカル)、木ノ内 亜土夫(ギター)、中陳 文敬(ベース)です。
なお、その後の活動については、情報がありません。

②伝説を語りて 曲目紹介

1)ガラテア
2) 永遠の子供達
3)夢狩民幻想
4)伝説を語りて

ちなみに、4曲目のタイトルナンバーは、アトゥールのクリスチャン・ベア(ギター)ゲストで参加しています。

③伝説を語りての感想

まず、このアルバムを聴いて、とてもいいアルバムだなあ。日本、それも北海道にこんな凄いバンドがあったのかと感激しました。
初めは、女性ヴォーカルファンの私としては、久保田陽子の歌声、ヴォーカルスタイルがまず気なっていましたが、女性ヴォーカルファンのバンドにするににはもったえないと思いました。

風光明媚とさえいえる、美しく複雑な曲展開。ドリームシアターを連想させるような、楽器隊のテクニカルなアンサンブル、また癖がないが上手く、バンドサウンドと調和する、久保田陽子のヴォーカル、どれをとってもおすすめです。

④脱退後の久保田陽子の活動

久保田陽子は脱退後、地元札幌を活動拠点としているハードロックバンド、サーベルタイガーに加入し、3枚のアルバムを発表。

サーベルタイガーの脱退後、1996年に活動拠点を東京に移し、主にさまざまなアーティストのセッションヴォーカリストとして、レコーディングやライブを行っています。
具体的なアーティストとしては、中島みゆき、MISIA、矢沢永吉、山下智久のサポート、また最近では長渕剛のバックコーラスも行ったようです。

しかし、私としては、バンドのメインボーカリストしての活動をメインに行ってほしいと思います。


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